iPhone実機で自作アプリを動かす方法
iPhoneの使い方の一つにMacと連動させて
いろいろ楽しむことが出来ます。
自作アプリを作って、自分のiPhoneで動かすと
云うのも、iPhoneユーザーにとっては、一度は
行ってみたいという方も少なくないと思います。
これまでは、自作のアプリを実機で動かそうと
すれば、Appleに有料の開発者登録をしなければ、
ならなかったのですが、iPhoneのアプリを作成する
ときに使用するソフトXcode7が、公開されてから実機で動かす
のに開発者登録がいらなくなりました。
これによってiPhoneのアプリ開発のハードルが、
かなり下がって、参入者が増加しiPhoneアプリ業界も
これまで以上に活性化するのではないかと思います。
(まあ、Appleとしてもそこが狙いな訳ですが・・・・)
そこで今回は、自作アプリと云うか、ノンプログラミングで
Xcode7でファイルを作成しiPhone実機で動かす方法を
お伝えしようと思います。
自作アプリなんてプログラミングのスキルがいるでしょ?
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回は、まったくプログラミングせず、Xcode7に備わっている
テンプレートをそのまま使うので、プログラミングは、
全く行いません。
私も初めて実機で自分の作成したアプリを動かしたときは、
アプリのプログラミングコードは書籍の丸写しでしたが、
それでも自分の実機で動かしたときの感動は、今でも記憶に
残っています。
と云う事で、MacPCをお持ちの方は、是非実機で自作アプリを
動かしてその感動を味わってみてほしいと思います。
自作アプリを、実機で動かす上で必要なものは、
○Mac PC
○iPhone
○iPhoneとMacを繋ぐUSBのコード
○ネット回線
この四つです。
手順は、
まずiPhoneアプリを作成する環境構築ですが、
iPhoneアプリを作成するソフトXcodeをダウンロード
します。(容量が約4Gあるので結構時間がかかります。)
(Appleが無償提供している。現地点での最新バージョンは、
Xcode7です。)
https://developer.apple.com/xcode/download/
OS X :10.10.4 以上が必要です
前提としてApple IDが必要です。
無い方は下記より取得してください。
https://appleid.apple.com/account?localang=ja_JP
それでは、Xcode7で新規プロジェクトファイルを
作成して実機で動かす手順ですが、
1、まずXcode7を立ち上げ、新しいプロジェクトを
作成します。
今回は「Game」テンプレートを使用します。
新規プロジェクトファイルの保存先を選びます。
プロジェクトが出来れば、iPhone実機をUSBで
Macに繋ぎます。
それで、実行シュミレーターを選択するところから
繋げた実機を選択します。
そこで、RUN>をクリックします。
すると、iPhone実機に白いアイコンが出来、
そのアイコンをタップします。
はじめは、下記のように「許可されていません」と
表示されると思います。
そこで、iPhone実機の方の設定が必要です。
まず「設定」をタップします。
「一般」をタップします。
「プロファイル」をタップします。
「信頼」をタップします。
これでiPhoneの設定は、OKです。
Xcode7に戻って「もう一回RUN]ボタンをクリックして
iPhone実機で自作プロジェクトを動かしましょう!