AI(ChatGPT / Gemini / DeepSeek / Copilot)の返答の違いに思うこと
正月元旦に届いた年賀状を見ていたところ、自分が送ったはずの年賀状が1枚返ってきていました。
どうやら住所の番地の数字を間違えてしまったようで、
ハガキには郵便局の
「配達準備中に調査しましたが、あて所に尋ねあたりません」
という赤い判子が押されていました。
送った相手とは今月4日におそらく会う予定です。
そのときに事情を話して直接お渡ししようかと思ったのですが、
赤インクの判子が押された年賀状をそのまま手渡すのは失礼にあたるのではないかと、少し不安になりました。
私はひとり暮らしで、こういう細かなマナーの判断を気軽に相談できる相手が身近にいません。
そこで、いつものようにAIに相談してみることにしました。
ChatGPTに聞いてみた
まずは ChatGPT です。
以下のようなプロンプトを入力しました。
年賀状を送ったのですが、元旦に住所の番地違いで返ってきました。その方とは4日に会うと思うのでその返ってきた年賀状を直接手渡しすることは失礼ですか。「宛て所尋ねありません」と郵便局の判が押されています。遅くなっても新しい年賀状で送りなおす方がいいですか
返ってきた答えは、
「事情を説明した上で返却された年賀状をそのまま手渡しても失礼ではない」
というものでした。
一言添えることが大切で、
「番地を間違えてしまって申し訳ありません」
と伝えれば、むしろ丁寧な印象になる、という内容です。
私が考えていた
「会ったときに事情を説明して、そのまま手渡す」
という対応を肯定してくれる内容で、少しホッとしました。
DeepSeekの回答
念のため、DeepSeekにも同じ質問をしてみました。
するとこちらも、
返却された年賀状を直接手渡すのは問題ない、
むしろ気持ちが伝わる対応だ、
という回答でした。
ChatGPTとほぼ同じ考え方で、
「新しく書き直す必要はない」
という点も共通していました。
ここで終わっていれば、迷いはなかったと思います。
Geminiの回答(ここで流れが変わる)
次に Gemini に聞いてみたところ、
これまでとは 真逆 の回答が返ってきました。
要約すると、
郵便局の赤い還付印が押された年賀状をそのまま渡すのは避けたほうがよい
相手に「縁起が悪い」「気まずい」印象を与える可能性がある
会ったときは口頭で説明し、新しい年賀状を改めて送るのが無難
という内容でした。
自分の考えを後押ししてもらえると思っていただけに、
ここで少し驚きました。
Copilotにも聞いてみた結果…
こうなると、もう一つ聞かずにはいられません。
最後に Copilot に同じ質問を投げてみました。
結果は、Geminiと同じく否定派。
赤いスタンプの押された年賀状は渡さない方がよい
新しい年賀状を書き直して手渡すのが最も丁寧
という結論でした。
これで結果は 肯定派2、否定派2。
AIによって判断が真っ二つに分かれる結果となりました。
AIによって答えが割れるということ
今回感じたのは、
AIといっても「絶対的な正解」を出してくれる存在ではない、ということです。
特に、
マナー
気遣い
正解のない判断
こういった分野では、
AIの背景にある文化や価値観の違いが、そのまま答えに表れているように感じました。
将棋や囲碁のように白黒がはっきりつく世界ならAIは圧倒的に強いですが、
人の気持ちが絡む問題では、答えは一つではありません。
AIの意見は「参考」にはなりますが、
最後に決めるのはやはり人間自身なのだと、改めて感じた出来事でした。

